木村多江 色の時感

vol.50
爽やかな風が、色づき始めた木々を揺らし
秋を伝えています。
皆さん、秋を満喫していますか?
私は一ヶ月近くの旅を終え、今は京都と東京を
行き来しています。その旅はいずれ皆さんに
テレビなどでのご報告になりますがその中で
今日は一つだけお話しますね。
私はその旅で、自然を愛しむ事を学びました。
私たちは毎日仕事や雑務に追われたり、
人間関係や仕事に心悩ませたりします。
私自身、人間関係を上手に出来なくて悩んだり、
心無い人に傷つき、また世の中のアンフェアな事、
理不尽な事に怒りを覚えることもしばしばです。
旅から帰ってもそれは同じで、なかなか回避できない。
でも旅で自然が私に教えてくれました。
大きな事と思う事は小さな事で、
小さい事と思っていたものが
大きい事もあるんだと。

今まで空を見上げて美しいと思ったり
道端の小さな花をかわいいと思ったけれど
それは小さな事で感謝する事もなかった。
でも旅から帰って見る自然は違っていました。
小さな花はコンクリートの隙間で踏まれないように
懸命に生きようとしてるし、空は毎日違ってて、
毎日が新しい朝、新しい自分だということを
教えてくれる。
旅で会ったネイティブアメリカンの方が
おっしゃっていました。
自然の全てが贈り物だと。
全てにサインがあり何かを
伝えていると。

こないだ三日間雨が降り続けました。
でも雨が上がった快晴の朝の美しいこと。
緑がきらきら輝いて、生きてるよって
叫んでるみたい。
空は、世界は雨に覆われる暗いときもあるけれど、
太陽の温もりに包まれる幸せなときもあるよって
言ってるみたいに。本当に美しかった。
新しい朝が始まったみたいでした。
これは日常のほんの小さな出来事。
でも感謝せずにはいられないくらい
とっても大切な事、大きな事だったんです、私にとって。
今、温度の無いもの、事柄が増えてる気がします。
だからこそ、温もりのある、心地いい心の温度を大切にしたいし 感じたい。
そしてまわりに少しでも届けることが出来たら
嬉しい。
今日も恵みの雨がしとしと降っています。
明日はどんな新しい朝が待っているのでしょう。。。



 

毎日が生まれたての自分。
   新しい朝のはじまり。


     

  またお目にかかりましょう。

                                                      

多江